2019年6月9日に、香港で大規模なデモが行われています。
103万人がデモに参加し、機動隊と衝突する場面や警察が催涙ガスやゴム弾を発射する場面も。。。
けが人も100人以上出ている状況のようです。。。
デモの場所はどこなのか、デモはいつまで続くのか気になるところですね!
香港の旅行の予定が入っている人もいると思います!
旅行は大丈夫なのか、キャンセルしたほうが良いのか、危険な場所を地図で確認していきましょう!
目次
香港でデモ!
2019年6月9日から香港でデモが行われています!
香港の人口739万人のうち103万人がデモに参加していて、かなり大規模なデモだということがわかります!
このデモで、機動隊や警察官も出動していて、催涙ガスやゴム弾などでデモ隊を威嚇する場面も。。。
けが人も100人以上出ている状況です。。。
香港デモ2019の場所はどこ?
香港のデモが行われている場所は、「特別行政区立法会」付近です!
ヴィクトリアパークでデモに参加する人々が集合し、そこから特別行政区立法会までデモ行進が行われました。
103万人のデモ行進は、さすがに迫力ありますね!
約3kmの道のりをデモ行進しています!
デモに参加した人達は、傘とヘルメットで催涙スプレーを防いでいました。
これは香港デモ現埸に,デモ参加者が防具付けてない海外記者にやっていること pic.twitter.com/jYiH3dDIL7
— 狼谷 雪 (@YukiKamiya_) 2019年6月13日
動画では、傘とヘルメットを持っていない報道リポーターに、傘とヘルメットを渡す様子が映っています!
とても優しいですね!
香港のデモはいつまで続く?
2019年6月12日、13日に予定されていた審議はデモのため中止になっています!
現在、立法会に続く道は警察により封鎖されていて、残っていたデモ隊も強制排除されています。
立法会は、2019年6月20日にも採決すると発表していましたが、デモにより審議は困難な状態。。。
民主派団体は、「2019年6月16日に再び大規模のデモを行う」と発表しています!
審議の状態にもよりますが、デモは6月20日以降も続く可能性があります!
旅行は大丈夫か、危険な場所を地図で確認!
外務省は、「逃亡犯罪人条例等改正案に対する抗議活動への注意喚起」をホームページにて呼びかけています。
簡単に言うと「危険な地域に近寄らないようにして、身の安全を確保してください」とのことです。
デモによって交通の一部に影響も出ているようです!
デモが行われているのは赤枠の部分です。
出来ることなら、デモが行われている間は行かないほうがベストですが、どうしても行きたい人はこのエリアから離れた場所なら被害にあうことはないと思われます!
デモが起きた理由は?
デモが起こった理由は「逃亡犯条例」の改正案に反対するため。
簡単にいえば、「香港が香港でなくなってしまう」「中国の支配下に置かれる懸念がある」とのことで、デモが起こっています。
逃亡犯条例とは?
海外で犯罪を犯した容疑者が、香港に逃げ込んで来た際に「逃亡犯条例」を結んでいる国であれば、容疑者の身柄を引き渡すというもの。
現在、香港はアメリカやイギリスなど20カ国と犯罪人引渡し条約を結んでいます。
しかし、中国本土、台湾、マカオとは協定を結んでいません。
今回、中国本土、台湾、マカオと協定を結び、「法の抜け穴をふせぐ」ための逃亡犯条例改正案が審議されることになりました。
逃亡犯条例が出来たきっかけの事件
2018年2月に、香港人のカップルが台湾に旅行中に男性が女性を殺害しました。
容疑者の男性は台湾警察から指名手配に。
男性は香港に逃げ帰り、殺害した女性の口座から現金を引き出しマネーロンダリングをしました。
容疑者の男性はマネーロンダリングの容疑で香港警察に逮捕されました。
台湾警察から容疑者の身柄引き渡しの要請がきたものの、台湾と香港は身柄の引き渡しの協定をを結んでいないため香港側は身柄の引き渡しを拒否。
身柄の引き渡しが出来ないため、台湾での殺人の裁きを受けることが出来ないんですね。。。
この事件をきっかけに、香港は20ヶ国と「逃亡犯条例」を結び、身柄の引き渡しを出来るようになりました。
法の逃げ道を作らないための逃亡犯条例だったのです。
逃亡犯条例改正案に反対する理由はなぜ?
今回の逃亡犯条例改正案に反対する理由は、中国本土との締結が一番大きい部分だと思います!
香港で活動する活動家など中国政府に批判的な人物が、容疑を作り上げられて中国本土へ引き渡されるといった懸念を反対派は挙げる。香港を訪れた外国人ビジネスマンや観光客も、引き渡し対象になる可能性が指摘されている。
引用:産経新聞
中国との協定が結ばれることによって、簡単に中国で裁かれることになります。
容疑を作り上げられて、拘束や拷問をされることも。。。
香港で活動していても、中国のことを批判できなくなったり、言論の自由がなくなるわけですね。。。
しかも、これは香港人以外にも留学中の学生や旅行者、飛行機の乗り継ぎにも適用されます!
何も関係ないのに、何かの事件に巻き込まれる可能性も十分に考えられます!
中国による香港の支配が進むのを防ぐため、香港が香港であるために、デモ隊はなんとかこの改正案を阻止したいわけです!
まとめ
香港デモ2019の場所はどこ?いつまで続く?旅行は大丈夫か、危険な場所を地図で確認!でしたー!
立法会側は、無理やり法案を通そうとしているようですが。。。
海外からも香港のデモを支援する声が多数あがっています!
今後の動きに注目していきましょう!
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